凡例
このガイドラインでは、各項目が主に誰に対するものか、以下の4種類の「ラベル」によって表示しています。
全般的事項LGBTQ+に関する対応にあたり、本学の構成員(教職員、学生を問わず)は全員知っておく必要がある事項。
本学の対応状況本学での対応状況・実施状況についての説明。本学のすべての人に情報共有しておきたいこと。
主に当事者へLGBTQ+に当てはまる(かもしれない)人を支援する内容となる事項(主に学生向けだが教職員も対象)。もちろん、LGBTQ+に当てはまらないと思う方でも、特に支援者には把握してもらいたい事項。
周囲の方へ支援者はじめ、LGBTQ+に関わるすべての人にお願いしたい事項。
5. 就職活動・キャリア支援について
①就職活動・インターンシップへの支援体制
本学の対応状況
BHE内のキャリア支援チームと連携を図ることで、就職活動やインターンシップ時の相談にも対応しています。就活時やインターンシップ時のカミングアウトや就職後の不安をはじめ、キャリアに関わる内容についてキャリアカウンセラーとともに考えることができます。キャリア支援チームの窓口は相談窓口一覧に記載しています。
②LGBTQ+の当事者にとっての就職活動
主に当事者へ
とりわけLGBTQ+やそれに当てはまるかもしれないと思う人にとって、自分らしい生き方を実現するためのキャリア形成が重要なのは言うまでもありません。早い段階からプランを考えるとともに、ロールモデルを見つけるなど就職活動においては十分な準備を行う必要があるでしょう。その際に活用できるワークシートを複数準備しています。ツールボックス(8) また、必要な場合は窓口にて相談ができます。本学での対応実績を踏まえて個別のニーズに応えます。
周囲の方へ
LGBTQ+の学生を支援する教職員等にあっては、LGBTQ+の就職活動に関する事情をご理解の上、情報の提供や窓口の紹介といった必要な支援を行って下さい。
③本学におけるLGBTQ+の当事者へのキャリア支援
主に当事者へ
近年はLGBTQ+に理解を示し、必要な支援を行う企業等が日本でも増えてきました。そうした取り組みを評価する指標も登場しています。ただ、実際の現場にどこまでLGBTQ+への理解やフレンドリー精神が浸透しているかは企業等によりますので、十分な下調べも必要です。ツールボックス(9) メンタルや修学面での困難等も抱えている場合、一般的な就職活動のほかにも、就労支援を受けながらキャリア形成を目指す方がよい場合もあります。本学ではBHEに関係する担当がまとまっていますので、遠慮なくご相談下さい。
本学の対応状況
BHEでは、LGBTQ+を含むマイノリティへの先進的な取り組みを行う企業等と連携し、講演会やセミナーなどを開催しています。これはLGBTQ+についての学内での啓発活動だけでなく、当事者支援の一環ともなっています。