パネルディスカッション「『私』のキャリアデザイン」

学生向け

平成28~令和3年度 文部科学省 科学技術人事育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)

日時令和3年1月22日(金)15:00~16:30
主催筑波大学
参加者数30名
パネリスト・梅田惠氏(EY JAPAN)
・小田ちぐさ氏(筑波大学)
・沼田祈史氏、(日本アイ・ビー・エム株式会社)
・山岸裕美氏(アサヒビール株式会社)

令和2年度TIDEシンポジウム「パネルディスカッション 『私』のキャリアデザイン」を今年度はオンラインで開催しました。

まず、令和2年度11月19日に開催された異業種交流会/TIDE Women’s Award2020で選出された2名の女性研究者・技術者への表彰式が行われました。受賞者の小田ちぐさ氏(筑波大学)と沼田祈史氏(日本アイ・ビー・エム株式会社)には受賞理由となった発表を再度発表していただき、審査員を務められた佐藤縁氏(産業総合技術研究所 エネルギー・環境領域 研究グループ長)と行木陽子氏(日本アイ・ビー・エム株式会社 技術理事)が講評を述べられました。

賞状と副賞につきましては、表彰式がオンライン開催ということで、既にお二人に送らせていただき、この機会でのお披露目となりました。受賞者お二人は事務局の呼びかけに賞状を掲げ、スクリーンショットによる記念撮影となりました。

受賞した小田ちぐさ氏(筑波大学医学医療系 助教)
同じく受賞した沼田史氏 (日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア・デベロッパー)

次のパネルディスカッションは山岸裕美氏(アサヒビール株式会社 執行役員)、梅田惠氏(EY JAPAN Director-Diversity & Inclusiveness Leader)のお2人に加え、受賞者2名をパネリストとしてお迎えし、山口香氏(筑波大学 DAC副センター長)によるファシリテーションで始まりました。

パネリストらからは経験を踏まえた等身大の意見が多く取り交わされ、また管理職側のお二人から後進となる受賞者お二人へ向けられた発言は、参加者一同にも大いに頷けるものでした。女性上司や同じ境遇の女性に会う機会が得にくい環境にある参加者には大いに参考となるものとなりました。

昨年までは本学が主催する「筑波会議」の一環として開催しておりましたが、今年度はDACセンター単独での開催となり、積極的な周知活動が必要でした。幸いにも他大学・研究機関からのご参加をいただくことができました。

オンライン開催のためパネリストの各々とファシリテーター、事務局が別々の場所から発信しましたが、終始滞りなく終えることができました。

閉会後に実施したアンケートでは「刺激になった」「参考になった」との意見が多く寄せられ、満足度への回答も8割が「とても満足」、残り2割は「満足」という高評価を得ました。