筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター ダイバーシティ部門では平成25年度より「リケジョ合宿」を企画し、女子中高生が多様な理系分野の魅力を知り、体験できるプログラムを実施しております。今年度は8月の夏季リケジョ合宿に続き、筑波キャンパス春日エリアにおいて冬季リケジョカフェを12月27日(水)に開催し、各地から29名の女子中高生の参加がありました。実施にあたっては、物質・材料研究機構、森林総合研究所、産業技術総合研究所、筑波大学及び近隣の企業や研究所で活躍している女性研究者、学生スタッフの方々、その他にも多くの方々に多大なるサポートをいただきました。たくさんの方々にご参加いただき、多大なるご支援をいただきまして盛会裡に終えることができました。誠にありがとうございました。
女子中高生向けプログラム
研究機関の見学・体験、ランチ懇談会
つくば市内の研究所など多彩な職場をより間近に体験してもらうことを目的に、物質・材料研究機構、森林総合研究所、産業技術総合研究所地質標本館の見学・体験を行いました。見学・体験後は、女性研究者や筑波大学生とのランチ懇談会も行い、女子中高生の抱える様々な不安や迷い、疑問などを話す場を設けました。
〜参加した女子中高生の感想〜
- 普段見られない所まで見られて良かった
- 実際に触れることが出来て良かった
- もっとお話を聞きたかった
ロールモデルの紹介・ラウンドテーブルカフェ
ロールモデルの紹介では、女子中高生に多様なリケジョの将来像を示すことを目的とし、様々な分野で活躍するつくば市内の企業、研究所、筑波大学などの女性研究者7名により、研究内容、理系で働く魅力などについて、講演いただきました。その後、女子中高生が希望するロールモデル毎に少人数のグループに分かれて参加する、座談会「ラウンドテーブルカフェ」を実施しました。
〜参加した女子中高生の感想〜
- 経験談やアドバイスを聞けて良かった
- 理系の企業のイメ-ジが掴めて嬉しかった
- 色々な人と話すことが出来たので視野が広がった
保護者・教員セミナー
子どもの進路選択に悩む保護者や教員に対して、理系の女性はどのような職場で活躍しているのか、そもそもなぜ理系に女性が求められているのかなどの理解を促すことを目的に、保護者教員セミナーを実施しました。セミナーでは、研究所、筑波大学など6名の講師による自己紹介や実験、質疑応答、座談会形式の情報交換会を行いました。
〜保護者の感想〜
- 理系への印象が変わった
- 女性の活躍の場があり尊重されていると感じられた
- もっと理系の職場が増えて欲しい