平成29年9月12日(火)14:00~、筑波大学にて、ダイバーシティセミナーⅢ/筑波大学第7回全学FD研修会【SOGI/LGBTとダイバーシティ】を開催しました。
松中 権氏(認定NPO法人グッド・エイジング・エールズ代表)を講師にお招きし、SOGI/LGBTの当事者の視点から、これまでの御自信の経験や心の状態などを詳しくにお話し頂きました。
御本人も初めてとおっしゃるように、プライベートな部分を公表し、具体的な心理状況を丁寧に解説いただいたことで、より身近な問題として参加者の関心を集めたようです。
「友人として出来ることは何か」という質問にもわかりやすくご説明いただきました。
アンケートからは
「ご本人からカミングアウトのプロセスや当時の葛藤をリアルにお話いただくことで、SOGI/LGBTについての理解を深めることができた」
「LGBTの人に対する思いが変わった。」
「LGBTの方々は、私たちと何も変わらないことを知った。」
「知識だけではきっと理解しきれていないことも、当事者の方のエピソードを交えて面白い話も交えて講演下さったので、多くの人にとって身近に感じ、理解できるものだったと思う。このような講演の機会がますます増えればいいなと思います。」
「セクシャルマイノリティの人をもっと理解したい、友達作りたい。」
など、これまでの見方、考え方、感じ方が変わり、これからの具体的な行動について知る機会となりました。
また「今後も多様性やインクルーシブに関するオープン講座を東京キャンパスでもっとやってほしい。」
「大学院の共通科目だけでなく、学類生のころから、こういった機会があったらいいなと思いました。」といった感想も多く頂き、関心の高さを感じました。