ダイバーシティセミナーI「LGBT等の学生サポートに関する日米対話」を開催しました

学生向け

2019年6月17日(月)15時~17時15分に、筑波大学東京キャンパス文京校舎120講義室を会場として、ダイバーシティセミナーI「LGBT等の学生サポートに関する日米対話~学生の安全な居場所とは~」を開催しました。

当日は学生・教職員を含めた学内外の関係者43名が参加しました。

本セミナーは、全学FD研修会にも位置づけ、SOGI(Sexual Orientation:性的指向、Gender Identity:性自認)及びLGBTに関わるセクシュアル・マイノリティの理解や啓発活動の一貫として、全米アジア・太平洋諸島系クィア連盟(NQAPIA)のグレン・マグパンタイ氏(事務局長)やマーシャ・アイズミ氏、矢部文氏をゲストとして迎え、米国での学生サポートの在り方について講演をいただくとともに、パネルディスカッションにて日本の状況を踏まえた意見交換を図りました。

講演では、米国でもLGBT等の当事者学生が自尊心を持って能力を発揮できる環境を整えることの重要性が認識されていること、当事者学生の親も大学に期待することが大きいこと等が指摘されました。

パネルディスカッションでは、学生の立場からのパネリストも交え、LGBT等の当事者学生にとって安全・安心できるキャンパスとは何かについて、活発な意見がかわされました。特に学生のサポートとエンパワメントの両方の視点に基づいた支援の在り方が重要であることが共有されました。

セミナーの様子はマスメディアでも放映され、課題の関心の高さがうかがえました。
(NHK:https://bit.ly/2ZCDO26

(左:矢部文氏、右:グレン・マグパンタイ氏)
(パネルディスカッションの様子)