【開催報告】令和7年度 筑波大学教職員向けLGBTQ研修「大学における性的マイノリティを巡る課題の理解と支援」を実施しました

教職員向け

 2025年10月7日(火)、ヒューマンエンパワーメント推進局(BHE)ジェンダー支援チームは、筑波大学教職員を対象としたLGBTQ+研修「大学における性的マイノリティを巡る課題の理解と支援」を実施しました。
 本研修は、多様な学生のエンパワーメントを推進する取り組みの一環として、平成29年3月に策定された「LGBTQ+に関する筑波大学の基本理念と対応ガイドライン」に基づき、性的マイノリティやSOGI(Sexual Orientation:性的指向、Gender Identity:性自認)に関する理解を深め、日常業務での適切な支援につなげることを目的としています。

 当日は、学生支援や人事・福利厚生などに関わる教職員を中心に13名が参加しました。前半のレクチャーでは、LGBTQ+に関する基礎知識や大学における現状・課題について説明が行われ、参加者は性的多様性を尊重するための基本的な視点を学びました。

 後半のグループワークでは、「カミングアウトを受けたケース」や「SOGIハラスメントに該当するケース」など、実際に大学現場で起こりうる事例を題材に意見交換が行われました。活発な議論を通じて、参加者はそれぞれの立場からの対応方法や支援のあり方を考える機会となりました。

 ジェンダー支援チームでは、今後も教職員・学生双方に向けた啓発活動や研修を継続的に実施し、誰もが安心して学び、働けるキャンパスづくりを推進していきます。

開催概要

[主催] ヒューマンエンパワーメント推進局(BHE)ジェンダー支援チーム
[日時] 2025年10月7日(火)14:00~15:30
[対象] 筑波大学 教職員
[会場] 本部棟8階会議室