本学のLGBTQ+に関する取組が、一般社団法人work with Prideの「PRIDE指標2024」にて、7回目となる「GOLD」を受賞しました。
概要
令和6年11月14日(木)に開催された「work with Pride 2024」カンファレンスにて、「PRIDE指標2024」のGOLDを受賞しました。本学での学生・教職員への継続的なLGBTQ+に関する取組が評価され、受賞へとつながりました。
PRIDE指標について
2016年に、職場におけるLGBTQ+などの性的マイノリティへの取組の日本発の評価指標として、一般社団法人work with Prideにより策定されました。
LGBTQ+の人々が誇りをもって働ける職場の実現を目指して指標の名称を「PRIDE指標」とし、「企業・団体等の枠組みを超えてLGBTQ+が働きやすい職場づくりを日本で実現する」ために、以下の5つの領域において取り組みを評価するものです。
- Policy (行動宣言)
- Representation (当事者コミュニティ)
- Inspiration (啓発活動)
- Development (人事制度・プログラム)
- Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)
本学のGOLD受賞について
上記5つの指標について、達成度に応じて評価得点が付与されます。本学の取組は、全ての指標の評価を満たしたため、GOLDを受賞しました。
本学は、建学の理念である「開かれた大学」を掲げ、様々な属性を持った多様な人材の活躍こそがイノベーションの創出の源泉であると強く認識しており、今後も引き続きLGBTQ+を含むダイバーシティ推進に取り組んでいきます。
参考情報
※work with Prideホームページより抜粋http://www.workwithpride.jp/
work with Pride(wwP) について
企業などの団体において、LGBTQ+、すなわちレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーなどの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援する団体です。
2012年に日本アイ・ビー・エム株式会社と、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ、NPO法人グッド・エイジング・エールズの3者が共同で日本でのLGBTQ+従業者支援に関するセミナーを企画したことから始まりました。
後に、LGBTQ+当事者が中心になって活動しているNPO法人虹色ダイバーシティ(2017年脱退)が加わり、任意団体として企業による実行委員会を毎年組成し、NPO法人グッド・エイジング・エールズが事務局を務める体制にて活動を進めてまいりました。
現在は、2023年に法人化、一般社団法人work with Prideを設立し、運営を行なっています。
work with Pride の目的
work with Prideの目的は、日本の企業内でLGBTQ+の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるための情報を提供し、各企業が積極的に取り組むきっかけを提供することです。
この目的を達成するために、work with Prideでは年に一回、企業・団体の人事・人権・ダイバーシティ担当者を主な対象に、LGBTQ+に関するカンファレンスを開催や、企業や団体におけるLGBTQ+に関する取り組み評価制度である『PRIDE指標』、国・自治体・学術機関・NPO/ NGOなどとの、セクターを超えた協働を推進する企業を評価する『レインボー認定』の運用等行っています。