筑波大学では、ダイバーシティ基本理念に基づき、平成27年度より、LGBT等(Lesbian・Gay・Bisexual・Transgender及び他のセクシュアリティを含む)の学生および教職員への支援体制の構築を進め、平成29年3月には、大学として公式には初となるLGBT等に関する基本理念及び対応ガイドラインについて策定・公表しました。
平成30年3月には、初版を公表してから寄せられた学生や教職員からの声をもとに、改訂版を策定しました。
当ガイドラインでは、LGBT等の相談窓口や相談後の流れについて、氏名・性別の情報とその管理や学生生活、就活について、など本学における現状での具体的対応と方針を示しています。
くわえて、就職活動やカミングアウト、アウティングに関する対応状況を追記するとともに、より詳細な情報を補足した「ツールボックス」と、当事者も当事者以外の人も、個人がそれぞれに活用できる「CARIO-NEXT Lワークシート」を追加しています。
そして、今回(令和2年3月)、令和2年4月よりパートナーがいる教職員(地方自治体等によるパートナーとして証明する書類が発行された教職員)の福利厚生として、休暇、休業、諸手当及び旅費等の対応を行うことを盛り込んだ、第3版を策定し、下記にて公開しました。
*「パートナーを証明する書類」とは、以下のいずれかとなります。
- 都道府県等のパートナーシップ証明書
- 諸外国でパートナーシップ契約(同性婚、ドメスティックパートナー、シビルユニオン等をいう。)を結んでいることが確認できる書類
- 次に掲げる書類の全部
- 相互に相手方を任意後見受任者とする任意後見契約に係る公正証書の正本又は謄本
- パートナーと同居していることが確認できる住民票の写し
- 結婚していないことが確認できる戸籍一部事項証明書
ぜひ一度ご覧ください。
基本理念と対応ガイドライン
English version(Published in July 2020)
<著作権について>
本基本理念とガイドラインの著作権は筑波大学が保有しています。
ただし、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの「表示」(CC BY 4.0)により使用することができます。
複製しての利用や配布、個別の状況に合わせた改変も認めています。営利企業も使用することができます。ただし、クレジット表示は保ってください。
CC BYに関する詳細は、https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja をご確認ください。
初版版(平成29年3月策定・公表)はこちら
第2版(平成30年3月策定・公表)日本語版及び英語版(English version)はこちら
CARIO-NEXT Lワークシート
CARIO-NEXT Lワークシートは下記の点をご了承のうえ、ご活用ください。
(1)これらワークシートの著作権は、土井裕人、河野禎之、五十嵐浩也、筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターが保有しています。
(2)これらワークシートは本学学生を主な対象としたものですが、学外の方でも利用が可能です。
(3)著作権者は、これらワークシートについて、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの表示かつ非営利(CC BY-NC)による使用を許諾します。
(3-a)複製しての利用や配布が無償でできます。ただし、クレジット表示は保ってください。PDFのデータをそのまま印刷して使用する場合は問題ありません。
(3-b)個別の状況に合わせ改変したワークシートとして利用しても構いません。ただし、クレジット表示を行ってください。
(3-c)営利目的での利用はできません。
(3-d)CC BY-NCの詳細については、https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/deed.ja をご確認ください。
(4)これらのワークシートは、解説と組み合わせて出版を予定しています。その解説については無償での公開は予定しておりません。
ダウンロード
<全ページダウンロード> CARIO-NEXT Lワークシート
<個別のページ> L-11 L-12a L-41 L-51 L-61 L-62 L-81 L-83a
※ 各ワークシートを印刷する際は、両面印刷を推奨します。