11月20日(土)10:00-17:00、(社)日本産業カウンセラー協会「第23回産業カウンセリング 実践研究発表大会」にて、WLB相談室“あう”の機能、取組について発表する機会を得ました。
前半は、男女共同参画推進室 遠藤雅子准教授が男女共同参画とワーク・ライフ・バランス(WLB)、また女性の参画加速プログラムと、女性研究者支援モデル育成事業について説明しました。後半は、沖永友貴枝相談員が、相談室“あう”の1)体制と機能、2)業務概要、3)相談室の目的について述べた上で具体的な取組(女性教員に対する面談、事務系管理職・事務職員に対する面談、個別の相談業務)について発表しました。
本学でWLBを実施する上で、個々を対象とした相談窓口を開設し実施すると共に教職員に協力頂き面談業務をおこなうことで、組織に対して幅広く働きかけができることと、個々の意識啓発が同時に達成できる効果が考えられることを主張し、これを“サイコソーシャルなアプローチ”として紹介しました。
午後は、分科会で教育機関に勤務する産業カウンセラー、ハローワークや企業で若年層の就職支援、キャリア形成に関わっている産業カウンセラーの方たちと情報交換をしながら、ワーク・ライフ・バランスに関する理解を深めました。