11月9日、本学執行役員を対象に、学長主催トップマネジメントセミナーを開催しました。今回は、ドイツよりギーセン大学のウタ・マイヤー=グレーヴェ教授を講師にお招きし、「女性研究者の育成と支援について―ドイツやギーセン大学における取組について―」と題してご講演いただきました。
ドイツは日本と同様に、スウェーデンなどの北欧諸国と比べて、女性研究者のワーク・ライフ・バランスが進んでいなかったそうです。しかし、ワークシェアや男性研究者の育児参加などの取り組みを積極的に導入した結果、女性研究者のワーク・ライフ・バランスは大幅に改善しつつあることを話していただきました。日本と似た状況にあった国の取り組みを伺うことができ、今後、本学がワーク・ライフ・バランスの向上をさらに取り組んでいく上で、大変参考になりました。