2014年2月19日(水)筑波大学大学会館国際会議室において、「世界で活躍する女性研究社の育成と支援~産学連携を通して~」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。つくばにゆかりのある民間企業、研究所、大学等が「つくば女性研究者支援協議会」を発足し、連携を図りながら女性研究者の研究力向上、及びワークライフバランスの支援に取り組んでいることを内外に周知し、研究教育分野において世界で活躍する女性を増やしていくことへの関心と理解を得ることを目的とした協議会発足のためのキックオフシンポジウムに、女性研究者支援に関心のある約125名が参加しました。
はじめに永田恭介学長から開会挨拶があり、前半は文部科学省から事業の趣旨説明(代読)、内閣府男女共同参画局長の佐村知子氏による基調講演、日本化学会フェロー/産業技術総合研究所名誉リサーチャーの相馬芳枝氏による特別講演が行われました。示唆に富む講演により参加者は女性研究者支援に対して一層意識を高めることとなりました。
後半は、6機関によるダイバーシティへの取り組み活動紹介があり、「世界で活躍する女性研究者を支える環境づくり」をテーマにパネルディスカッションが行われ、活発な意見交換により異なる組織の状況を学ぶと共に、自らの組織の現状について改めて考える機会となり「つくば女性研究者支援協議会」発足のキックオフとすることが出来ました。