2018年1月29日(月)14:00より、筑波大学本部棟 大会議室にて、TIDEダイバーシティリーダー育成講座Ⅲ「成果発表会」を開催しました。
全4回構成のダイバーシティリーダー育成講座、最終回となる今回は、筑波大学、日本IBM、産業技術総合研究所、各組織の執行部を招き成果報告会を行いました。
これまでの講座の振り返りと、IBMの女性研究者コミュニティCOSMOSについての説明を行った後、3チームがこれまでのワークショップで明らかになった課題や具体的な解決プラン、これからの意気込みなどについて、各自資料を添えて発表を行いました。
発表を受けて五十嵐DACセンター長から、全チームのテーマの共通点として「女性リーダー育成」「ネットワーク形成」「働き方改革」の3つの課題が挙げられる事、それに対して活動を進めなければならないアクションを、「ダイバーシティ推進のための提言」として発表しました。
これに対して各機関の執行部からは、現在の課題ついての意見や提案があり、参加者と共有しました。
外部からのオブザーバーや記者も参加し、研究機関、企業、大学とそれぞれ異なった視点からのコメントが寄せられ、気づきの多い報告会となりました。
参加者からは「昨年約半年間を通して、ワークショップを通じて産官学異なる分野の方と交わり女性活躍推進を考える機会いただいたことは、私自身様々な気づきをいただき、大変よい機会でした」「大前提である『組織業績を向上させる』ために女性活躍推進に取り組んでいるということをもっと意識して伝えた方が良いと思いました」などの感想が寄せられました。
今回の報告会での成果を踏まえ、来年度はより具体的な活動に取り組んでいきます。
引き続き、みなさまのご協力をよろしくお願い致します。