11月24日、総合研究棟A棟107プレゼンルームにて、第2回学長・女性研究者懇話会を開催しました。
この懇話会は、各分野の女性研究者、大学院生の現状について情報を共有し、学長・担当副学長を交えて多様な研究領域・多様な属性の女性研究者がコミュニケーションを図ることを目的としています。
今回は、子育て中の女性研究者が多く参加されたこともあり、研究とライフイベントの両立に関する戸惑いやジレンマなども率直に語られました。特に、バス停の不便さや電灯の設置に対しては、施設課にすぐ状況確認をするようにと学長から指示が出されました。
また、任期付き研究者から、雇用延長や保育に関する質問が寄せられると、女性研究者自身がいろいろな所に意見をぶつけるように、発信していくようにと山田学長より励ましを頂きました。
鈴木副学長からは「時代は男女共同参画からダイバーシティへ」ということで、組織変更になり系ごとに女性研究者の数値目標を上げていくように、また、部局インセンティブを設けるなど提案済であることのお話がありました。
参加された大学院生からは、「大学のトップに自分の悩みを伝えるという、めったにない機会に恵まれ、また、皆さんの貴重なご意見を伺うことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。」、「女性研究者として様々なキャリアモデルになりえるの先生方と同席させていただき大変勉強になりました。」等の感想をいただきました。
今後も少人数でざっくばらんな、元気の出るような懇話会を開催していきたいと思います。