平成30年度「大学執行部と共に女性研究者の研究環境について考える会」を開催しました。
■開催概要
日時:平成31年1月21日(月) 09:30~12:00
場所:筑波大学 本部アネックス棟1F 会議室
参加者:49名
(内訳:大学執行部(学長・副学長)、系長、
女性研究者およびライフイベント中の男性研究者、DACセンター)
■内容
筑波大学では例年、女性研究者が抱える困難について、当事者と学長、副学長が話し合う懇談会を開催して参りました。女性研究者の研究環境向上には女性・男性両方が協働することが必要であるという学長の信念の下、今年度は男性研究者や系長も招いて本会を開催しました。
様々な立場・役職の先生方が混ざりながらテーブルを囲んだグループワークでは「①本学の支援制度」「②多様な働き方」という2つのテーマを設定し、個人・系・大学全体の課題について議論を行いました。6つのテーブルにおいて共通し確認できた意見や提案として、「制度の周知徹底」「若手/女性/ライフイベント中の研究者とそれをサポートする補助者のマッチング制度づくり」「他大学等における先進事例を本学に導入するうえでの勉強(検討)会の開催」などが挙がりました。
参加者のアンケートからは、例年のような大会議室での厳かな意見交換の形式ではなく、小テーブルを囲んだ発言しやすい形式を採ったことで、活発な意見交換が行われ、理解が深まるなど、満足度の高い盛況な会であったことが読み取れました。また、このような会を継続的に行って欲しいという声も寄せられました。
最後に執行部・系長の先生方に「チャレンジ宣言」を行っていただき、それぞれの立場からダイバーシティ推進・男女共同参画を行っていくことを確認しました。
ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。
■チャレンジ宣言
【大学執行部】
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永田 恭介 学長 |
清水 諭 副学長 「対話し、明確なアクションプランを 立て実行します」 |
木越 英夫 副学長 「柔軟性を持ってサポートしていく」 |
金保 安則 副学長 「事務的支援の充実」 |
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佐藤 忍 副学長 「共働の精神で!」 |
石野 利和 副学長 「多様で柔軟な生き方ができるよう 取り組みます!」 |
稲垣 敏之 副学長 「人に寄り添う 血の通った支援制度へ!」 |
阿部 豊 副学長 「多様な人々が、多様な事を 自由にできるシステムを目指します」 |
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原 晃 副学長 「金銭のみの支援にとどまらない / じーじ・ばーばの支援への参画を」 |
茂呂 雄二 副学長 「共感と想像」 |
池田 潤 学長補佐室長 「他大学がやらないことを 率先してやろう!!」 |
【系長・参加された先生方】
青木 三郎 | 人文社会系 系長 | 母性原理(つなぐ・つなげる・生みだす) | |
山田 雄二 | ビジネスサイエンス系 系長 | 「相互理解・共有・スタート」します宣言 | |
齋藤 一弥 | 数理物質系 系長 | 在宅勤務を可能にしたい | |
加藤 和彦 | システム系 系長 | 系長は傾聴すべし | |
松本 宏 | 生命環境系 系長 | 人に寄り添って多様な期待に応えられるよう | |
小川 園子 | 人間系 系長 | みんなが愛せる筑波大学になるようにBestをつくします | |
西保 岳 | 体育系 系長 | 余裕のある環境作り! | |
太田 圭 | 芸術系 系長 | 「韋駄天出勤・韋駄天帰宅」を推進し、筑波大からワークライフバランスを創出する!! 制度改革も「韋駄天スピード」で! |
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加藤 光保 | 医学医療系 系長 | 話しやすい組織づくり! | |
溝上 智恵子 | 図書館情報メディア系 系長 | みんなで子育て・介護を! |